各国の移民政策に対する温度差
“ルクセンブルクは海外生まれの男女が人口の約47%を占める。日本での在留外国人の比率は約2%。
出典元:日本経済新聞 令和4年7月29日
出典元:日本経済新聞 令和4年7月29日
出生率低下という現実に直面しながらも人口を維持し、成長している国もある。
カナダが代表例だ。人口増加率は1%で、先進国の中でも高い水準を誇る。同国は1971年に多文化主義に転換した。ここ最近は、新型コロナウイルス禍の影響を受けていても人口流入が続く。
欧州でもルクセンブルクやノルウェー、フィンランドなどは移民の受け入れに積極的にシフトしている。ルクセンブルクでは現在、人口の47%が海外生まれの男女が占めている。
2000年時点では33%であった。
日本での在留外国人は約2%にとどまり、2000年からの変化は乏しい。