就労ビザの申請方法:『認定』海外から呼び寄せる場合の申請書の書き方
在留資格認定証明書交付申請書の書き方
このページでは、海外から外国人を呼び寄せる場合に必要な、就労ビザ申請書(認定バージョン)の書き方を説明していきます。
在留資格「技術・人文知識・国際業務」を例に見ていきましょう。
1枚目(申請人1)
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- ↓ 写真
- タテ4㎝×ヨコ3㎝のもの。無帽、無背景のものをご用意してください。パスポートと同じ写真は使用できません。
- ↓ 国籍・生年月日・氏名・性別
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- 国籍:申請人の国籍を記入してください。
- 生年月日:西暦で記入してください。
- 氏名:記入ミスが発生しないようにパスポートを確認しながら記入します。
- 性別:どちらかにマルをします。
- ↓ 出生地・配偶者の有無・職業・本国の居住地
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- 出生地:申請人の出生地を記入します。国名と州、県、省等までで構いません。
- 配偶者の有無:どちらかにマルをします。
- 職業:申請時点での職業を記入します。
- 本国の居住地:申請人の本国での居住地を記入します。
- ↓ 日本における連絡先・電話番号・旅券番号・有効期限
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- 日本における連絡先:一般的には就労予定の受入機関名を記入します。
- 電話番号:受入機関の電話番号(担当者の携帯電話でも可)を記入します。
- 旅券番号:申請人のパスポートを確認して記入します。
- 有効期限:パスポートの有効期限を記入します。
- ↓ 入国目的・入国予定年月日・上陸予定地・滞在予定期間・同伴者の有無
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- 入国目的:該当する在留資格にチェックを入れます。
- 入国予定年月日:審査期間にもよりますが概ね申請日より2カ月後を記入します(決まっている場合は、その日付を記入)。
- 上陸予定地:到着予定の空港名を記入します。
- 滞在予定期間:予定期間を記入します。
- 同伴者の有無:どちらかにマルをします。
- ↓ 査証申請予定地・過去の出入国歴・過去の申請歴・犯罪の有無
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- 査証申請予定地:申請人の本国にある日本大使館(領事館)を記入します。
- 過去の出入国歴:どちらかにマルをします。「有」の場合、その回数と直近の出入国歴を記入します。
- 過去の認定証明書交付申請歴:どちらかにマルをします。「有」の場合、その回数と不交付になった回数を記入します。
- 犯罪を理由とする処分を受けたことの有無:どちらかにマルをします。「有」の場合、具体的な内容を記入します。嘘をついても必ずバレますので、本当のことを記入してください。
- ↓ 退去強制出国命令の有無・在日親族及び同居者の有無
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- 退去強制又は出国命令による出国の有無:どちらかにマルをします。「有」の場合、その回数と直近の送還歴を記入してください。嘘をついても必ずバレますので、本当のことを記入してください。
- 在日親族及び同居者の有無:どちらかにマルをします。「有」の場合、該当者全員の続柄、氏名、生年月日、国籍、同居予定の有無、勤務先(通学先)、在留カード番号を記入してください。
2枚目(申請人2)
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- ↓ 勤務先・最終学歴・専攻専門分野
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- 勤務先:名称、事業所名(本社や〇〇営業所等)、所在地、電話番号を記入します。
- 最終学歴:学歴、学校名、卒業年月日を記入します。
- 専攻・専門分野:該当するものにチェックを入れてください。
- ↓ 資格又は試験合格の有無・職歴
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- 情報処理技術者資格又は試験合格の有無:情報処理業務の従事者のみどちらかにマルをします。「有」の場合、資格(試験)名を記入してください。
- 職歴:申請人の職歴を記入します。書ききれない場合、「別紙参照」というかたちで職歴書を作成します。
- ↓ 代理人・取次者
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- 代理人:通常、申請人は海外にいますので、代理人※が署名と年月日を記入します。
- 取次者:取次者とはビザ申請をおこなう専門家(行政書士など)のことをいいます。専門家に就労ビザの申請を依頼している場合、専門家がここに記入をします。
3枚目(所属機関1)
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- ↓ 外国人の氏名・契約の形態・所属機関等契約先
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- 契約又は招へいする外国人の氏名:記入ミスを防止するためにパスポートを確認しながら記入します。
- 契約の形態:該当するものにチェックを入れます。
- 所属機関等契約先:会社の情報を記入します。雇用保険適用事業所番号が不明な場合、顧問の社会保険労務士などに確認しましょう。
- ↓ 就労予定期間・雇用開始日・給与額・実務経験年数・職務上の地位
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- 就労予定期間:該当するものにチェックをします。
- 雇用開始年月日:決まっていない場合、予定日を記入します。
- 給与報酬額:年額か月額かのどちらかで記入します。手当等は含まない金額を記入します。
- 実務経験年数:ない場合は「0」と記入します。
- 職務上の地位:該当するものにチェックをします。「有」の場合、役職名を記入します。
- ↓ 職種・活動内容
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- 職種:職種一覧から該当する番号を記入します。
- 活動内容詳細:どのような業務に従事するのかを記入します。
4枚目(所属機関2)
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- ↓ 派遣先・代表者の記名
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- 派遣先等:申請人が派遣される場合には、派遣先の情報を記入します。
- 所属機関代表者の記名:所属機関名、代表者氏名、申請書作成年月日を記入します。
このページでは申請書(紙)の書き方を説明しましたが、他にもオンラインによる申請もございます。申請人の状況にあった申請方法を選択するのがよいでしょう。
不明な点は、専門家に確認することをおススメいたします。