特定技能ビザ 審査体制拡大
出入国在留管理庁は外国人材の在留資格「特定技能」の審査体制を拡充する。技能実習生として入国した人が特定技能に移る動きが春以降に加速することが予想される。審査が長引くと企業の人材確保に支障が出るため、担当者を増やして円滑な移行に努める。
出典元:令和7年1月25日 日本経済新聞
出典元:令和7年1月25日 日本経済新聞
入管庁は2025年度に定員増となる153人のうち半数以上の79人を特定技能等の担当に振り向ける。地方局のうち在留資格申請が最も多い東京出入国在留管理局は、現在の50人程度の特定技能担当部署を1.5倍~2倍にする。
製造業が盛んな東海地域を所管する名古屋出入国在留管理局も現在十数人の担当者を1.5~2倍にする。大阪出入国在留管理局は約10人から数人増やす。