政府は新型コロナウイルス対応の水際対策を緩和し、１日当たりの入国者数の上限を現行の２万人から引き上げる方向で調整に入った。

　日本への入国や帰国時に求めているＰＣＲ検査なども条件付きで不要とする方針。また、全ての感染者の情報を特定する「全数把握」も見直す。政府が近く判断する。

　入国者数の上限は、６月１日に１万人から２万人に引き上げた。今回の緩和に当たっては、上限を５万人とするなど複数案が出ている。