就労ビザ申請時のポイント⁉:『審査のスピード』は会社の規模で変わるのか?
大企業になるほど審査が早くなります
企業の規模(カテゴリー)によって異なる取扱いをしているということを、平成27年に出入国管理庁が公表しています。
ただし、これは在留資格認定証明書交付申請(海外から呼び寄せる)の場合です。
その理由としては、企業活動の国際化にともない、外国人の雇用・企業内転勤が増加し、雇用に係る移動が迅速かつ円滑な手続で行われることが求められているためです。
対象となる企業の規模とは
カテゴリー1又は2の企業が対象となります。
上場している誰もが知っている企業、国・地方公共団体などをイメージしてもらえば分かりやすいかと思います。
企業のカテゴリーとは?
どのくらいの審査期間になるのか?
申請受理日から10日程度を目途として申請が処理されます。
通常の標準処理期間はおよそ1カ月~3カ月とされていますので、これがどのくらい早いのかをお分かりいただけるかと思います。
カテゴリー1・2の企業の場合には、提出する書類が簡素化されており少ないため審査も必然的に早くなります。
就労ビザ申請の審査期間とは?
日々の実務をしていても、在留資格認定交付申請以外の変更・更新申請の場合でもやはり審査が早いなという感じはします。企業の規模が大きいほど事業活動に対しての信頼性が十分にありますので。